3月17日 多福寺同朋の会主催 ソナム・ワンディ・ブティア師 仏教講演会
 
ネパールから素晴らしい念仏者ソナム・ワンデイ・ブデイア師を多福寺にお迎えできました。
 
ソナム師は最初ネパールの言葉で仏教の有り難いお讃題というものを唱えられました。
この調子で話が続くのかと、正直少し心配しましたが、以降は私たちにわかる日本語で語り出されました。
 
自分の自己紹介を兼ねて、生まれたところのネパールのシッキムと言う場所の説明から生い立ち 等を語り出されました。ネパールでは一家の長男は家を継ぐとしても、次男三男のいずれかは出家させられるという国王の法があるそうです。そういうことから、ソナム師は自分の意志ではなく、4歳の時出家させられたとのことでした.
 
それから20年、伝統的な仏教・チベット仏教の学問と修行に邁進されたそうです。
日本で言えば大阿闍梨というべき称号も持たれ、世間の人から尊敬される方になったそうです。しかし、いくら修行してもお釈迦様の如く煩悩を退治して悟りを開くことが出来ない。
悟りを開かねば、人々を正しく導くことが出来ない。
 
そんな悩みを心の内にかかえられていた24歳の時、お釈迦様成道の地ブッダガヤに行って、自分の人生の方向を180度変える出会いをなさいました。
それが車いすの浄土真宗僧侶、故向坊弘道師との出会いでした。
 
ソナム師は、向坊師を世間的に見たら不幸不自由な身を持っていると思って話しかけたら、逆に向坊師が絶対の自由を生きていることに驚かれたのです。
最初はこの人は嘘を言っていると思ったそうですが、何度か会って会話をする中で、自分の知らなかった仏教、煩悩を無くすことなく救われる浄土の教えがあることに次第に興味を引かれていったそうです。ソナム師の救済の道程は我々の宗祖親鸞聖人の比叡山時代の修業とそれを棄てて本願念仏に帰されたありかたとそっくりです。
 
わたしは自力の修行をした方が、本当に本願の念仏だけで納得されているのか半信半疑でしたが、ソナム師の講演もその後の質疑や懇親会でも一貫していました。
常に本願のありがたさを法蔵菩薩の働きとして讃歎され、これからネパールに仏教大学を建てたいとか、ブッダガヤに浄土真宗の寺院が無いのでそれを建立したいとか、お釈迦様生誕の地にも浄土真宗のお寺がほしいと、自分の人生として尽くすべき目的をしっかりと熱く語られました。
 
あと3年したら又日本へ来れるそうです。それまでは、アメリカやヨーロッパなども回られるそうです。
当日参加者は、思ったより少なく四十人ほどでしたが、皆さん何かを感じられたようでしたし、本願の教えは本当に国を超えて真実だと思わされた意義ある講演会でした。   
                              
 南無阿弥陀仏   釈徹心
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
⭐︎ お知らせ
 
2016年10月8日 (土曜日)午後7時より夜の法話会をいたします。
 
講師は 沖縄県の僧侶、徳元尚太さんです。
徳元さんは沖縄県出身。一般職を経て、昨年京都大谷専修学院に学ばれ大谷派の教師資格を所得。
この春からは沖縄開教区本部にて僧侶として勤務してらっしやいます。
 
民俗信仰の色濃く残る沖縄の地で真宗の教えがどう写るのか、沖縄の抱える様々な問題も加味しながら僧侶となり感じるところを話して頂こうと思います。
ご興味のある方はどうぞ御参加ください。
参加費は500円です。
 
講義後は沖縄のオリオンビールと泡盛とで懇親会をします。お時間のある方はこちらも御参加ください。
 
 
     《法話会の様子》
沖縄に兄弟で真宗の寺院を新たに建てようとしている御講師の徳元尚太さん。一年間の京都専修学院での学びと、沖縄の宗教事情、基地問題について話して頂きました。誠実な話ぶりに私たちもよく勉強してあるなあと感心致しました。また、いつかお越し頂くのを楽しみにしています。ありがとうございました。(10/12   住職)
 
 
 
 
 
 
⭐︎お知らせ
 
2017年3月25日(土曜日)午後7時より多福寺同朋の会主催の講演会をいたします。
 
遠くネパールの地より素晴らしい方がおみえになります。
ネパール人僧侶ソナム・ワンディ・ブティアさん。
現在、ネパールで社会貢献活動とカトマンズ本願寺の運営に携わってらっしやいます。
チベット仏教の僧侶として厳しい修行を極めてあったのにも関わらず、ある日本人との出会いにより来日、親鸞教学を学び西本願寺の僧侶となられました。
その苦悩の求道の歩みをソナムさん自身が語られます。ソナムさんのナマのお声をぜひ聴聞なさってください。ソナムさんは日本語が堪能でらっしやいますので、もちろん日本語での講演です。
  
 ソナムさんについて詳しくはこちら↓
 
 
 
 
 
 
多福寺では、御門徒に限らずどなたでも参加して、真宗の教えが学べる場として通常の法要とは別に、年に6~7回ほど同朋会という、法話の会をひらいています。
昼間お勤めの方も参加していただけるように、時間は夜7時からとしました。
御講師をお呼びして講義を1時間ほど聞いた後、質疑応答の時間を設けます。
 
なんとなく気になる親鸞、とか他力とかの言葉、新聞や本を読んでいて疑問に感じたこと、
自己の悩み等々。
なんでも気軽に聞くことが出来て、また自分の思いを吐き出せる場所。
お話しを聴いて納得できてもできなくてもOK。
明日からの活力の一助になればと思う次第です。
 
開催日程は随時アップします。
 
参加費は維持費としてお一人500円。
お時間のあるかたは夜の更けるまで語り合いましょう。
お茶菓子や飲み物もでます。