多福寺仏教婦人会の成り立ち
 
 昭和9年3月10日、多福寺は失火により全焼致しました。その為多福寺には昔の資料が何も残っておりません。火の回りが早く、本堂にかかっていた喚鐘とお勤め用の鏧だけは当時の住職(祖父 顕照)がようやく持ち出したそうです。その鏧は急いで放り出されたのでこの時にできたという大きなへこみがあります。結局他の什物は全て焼けてしまいました。
 
「昭和十年十一月二十八日婦人法話会沖ノ端支場ヨリ寄贈」
 
 現在も使っている仏具の華瓶(かひん)の底に婦人会の記載を見ることができます。
この婦人法話会沖ノ端支場というのが多福寺仏教婦人会の以前の名称で、これが婦人会活動記録としては最も古いものとなります。この頃から多福寺門徒に限らないたくさんの婦人が集い聞法する会であったようです。
 
 11月28日は宗祖親鸞聖人の御命日です。全焼の翌年、仮本堂を再建していく中で、まずは仏具を、しかも親鸞聖人の御命日を選んで寄贈されたというところに、その当時の住職や婦人会の方々の熱い思いを見るようです。
 ですから婦人会の始まりは定かではなくとも、多福寺の再建と共にこの時婦人会の新しい歩みが始まったともいえます。戦前戦後、本山騒動を経ながらも続いてきた多福寺仏教婦人会。先達より受け継いだこの会をただ守るのではなく、現代の私たちに本当に必要な会として発展継承していければと念願するばかりです。 (住職)

多福寺仏教婦人会の活動
多福寺仏教婦人会総会
秋季多福寺仏教婦人会
多福寺仏教婦人会移動研修会
 
毎年、6月に総会、11月に秋季仏教婦人会があります。
      総会の議事が終わった後には毎回お楽しみ会をしています。
       (落語会・講演会・苔玉づくり講習会・演芸会、etc)
 
秋季多婦人会は御法話のあとぜんざいのふるまいがあります。
 
移動研修会は一日バス旅行でよそのお寺様に伺い、御法話を頂きその土地を観光致します。
 
その他、山門西組女性部や久留米教区の研修会や法要へも希望者で随時参加しております。