5月29日~31日 総勢15名で御本山へ団体参拝して参りました。
二日目が本山の帰敬式だったため、一日目は京都観光をいたしました。
雨が時折降る中、昼食は創業450年の老舗蕎麦屋 「尾張屋」さんへ。
その後 西芳寺(通称苔寺)へ行きました。ここは参拝者は必ず写経をしてからしか庭が拝観できません。苔むしてとても神秘的なお庭でした。
その次に太秦の映画村へ。
夕食は京都九条の「湯葉に」さんで湯葉づくしを堪能しました。
二日目はいよいよ本山です。
御修復着工から11年以上かかり御影堂と阿弥陀堂の屋根瓦と内陣の御修復が昨年末に終わり、今年の3月末には、阿弥陀堂の御本尊も還座されました。
その大変美しくなった御影堂内で同行の皆さんに見守られながら今回多福寺から6名の方が帰敬式を受けられました。
受式者を代表して小宮作さんが宗祖親鸞聖人の御真影の前で誓いの言葉を読み上げられ、そのお声が御影堂中に響き渡り、大変感動したしました。
帰敬式の直前には参拝接待所にてご法話を頂戴し、引き続き諸殿を拝観しました。
大寝殿、白書院、宮御殿等を参拝接待所の職員岡本さんより丁寧な解説をいただき、明治の先達達がご苦労されたことを学びました。
特に明治時代、両堂再建の際に、毛綱と呼ばれる、女性の髪の毛で作ったロープで用材をつり上げた事や、冬場に橇を使い用材を運ぶ途中に突然の雪崩で多くの犠牲者が出た事など、命懸けの再建だったことを改めて偲んだことです。
帰敬式後は雅やかな白書院でお斎をいただきました。
朱塗りのお膳と漆器の器でいただく御祝いの膳は精進鉄鉢料理の老舗「泉仙」さんのお料理。たいへんおいしく頂きました。
本山を出て、飛び地境内「枳殻邸」へ。白い睡蓮が池に映える優美な枳殻邸です。
「こんなに立派なところがあるのですね」と参加者の皆さんが感嘆の声を。
鍵善良房さんで葛きりを食べて休憩した後は高台寺、清水寺付近を散策。
移動して二条城を見学し二日目の見学は終了。
三日目は嵯峨野嵐山付近の見学しました。
嵯峨野 祇王寺の苔庭の素晴らしかったこと。庭でなくお墓を見学する化野念仏寺。
生身釈迦仏がある清涼寺。
昼食は湯豆腐の「西山草堂」
昼食後は清々しい竹林の道を通り眺望の良い大河内山荘へ。天龍寺にも寄りました。
観光の際は少し欲張りすぎて皆さん疲れられたと思います。反省反省。
しかし私達も新たに知った素晴らしい京都に出会う事が出来ました。
皆さん大変おつかれさまでした。 (住職)
※ 定員に達しましたので募集は終わりました。(5/7)
多福寺では4年ぶりに御本山への団体参拝を計画致しました。
大修理のすんだ東本願寺での帰敬式と、お斎(食事)、諸殿拝観、
その他、宗派ゆかりの地、枳穀邸や嵐山嵯峨野方面、太秦映画村などに参ります。
勿論京都を目や舌など五感で味わえるように吟味して計画致します。
添乗員は京都通の住職と坊守です。
2016年5月29日~31日 二泊三日
費用 75,000円程度
募集人員16名
4月25日までにお寺へお申し込み下さい。
※ 申し込まれた方々は事前の研修と話し合いがあります。
《東本願寺 御影堂門》
〈太秦映画村〉
《嵐山》
〈枳穀邸〉